ぴよぴよなるままに

エムマスがすきや

私とエムマス4thライブのライビュについて(2019.5.16)

※こちらは2019年3月28日にPrivatterで公開した文章と同じものです。

 

 

 

 

私は去年の9月にエムマスに足を踏み入れたひよっこPです。担当はピエールくんと九十九一希くんです。P業と平行して学生をしています。
4thライブが発表されたのは、私がエムマスを好きになってからそれほど時間が経っていないころでした。アニメからエムマスに触れ、モバエムをのんびりプレイしつつ、エムマスを少しずつ知っていこうとしていたころでした。
エムマスにはライブがある、ということは知っていました。Twitterでその話題は何度も目にしていたし、気になってダイジェストだって見ていました。どのダイジェストも驚くほどに演者さんたちが輝いていて、眩しくて何度も目を奪われました。それでも私は、このライブというものに自分自身が参加することを、どこか遠くに感じていました。私は今までライブどころかこういったイベント事に参加したことがありませんでした。そもそもそういうものに自分が参加するという選択肢を目の前に並べたことすらなかったのです。
だから4thライブの開催が発表されたとき、自分が「行きたい」と思ったことに少し驚きました。しかし、場所はSSAです。埼玉です。私が今住んでいるのは関西です。エムマスを知ってすぐのことだったし、一度もイベントに参加したことがなく、もちろん遠征の経験もない私には、ちょっとハードルが高かったです。
そういう内容のことをTwitterで呟いたところ、フォロワーさんが「ライビュがあるよ!」と教えてくれました。私はここで初めて、ライブビューイングが何なのかを知ります。まさかそんなすごいものがあるのかと驚きました。えっ……だってすごくないですか……地元の映画館でライブが見られるんですよ……生中継だしライビュ用のカメラで写してくれるんですよ……すごい……
そんなこんなで、私は4thのライビュに参加することを決心しました。ライビュくらいで決心なんて、と思われてしまうかもしれませんが、私は基本腰が重いというか、前述したようにそういったものに参加しようとも思ってこなかった人間なので、これは私にとって結構思い切った決断だったのです。
初めてのことばかりでした。イープラスさんでライビュを応募するのも、無事に席が取れて喜ぶのも、セブンイレブンで発券するのも、ペンライトやボタン電池を買うのも、連番で一緒に座ってくださるフォロワーさんにご挨拶をするのも、ライビュに着ていく服を考えるのも、全部初めてでした。Amazonで買い物をすることさえ初めてでした(ミックスペンラを一本買いました)。
二日目は連番のフォロワーさんがいたのですが、一日目は一人で参加だったので不安でした。私は普段あまり映画館に行かない人間でして、一人で映画館に行ったこともなかったのです。当日、わらわらと集まるPさんたちに圧倒されながら開場を待つ間に私ができたことと言えば、リュックに付けていたピエールくんのちゅんをひたすら愛でることくらいでした。
なんだかんだで無事着席し、スクリーンを見ると、映っていたのは大量の人間でした。人、人、人ばっかり。これが全員現地に来ているPなんだと思うと、エムマスってすごいな……と圧倒されてしまいました。まずこんなに広い場所でライブができること自体がすごい……
落ち着かずにペンラをつけたり色を変えたり消したりしていると、次第にまわりのPたちがペンラを緑色にし始めました。最初は、Jupiter……?FRAMEかな……?などと思っていたのですが、山村くんのアナウンスが始まって納得しました。山村くん、事務員なのに会場のアナウンスをするなんて本当にえらいな……と思いました。しかもこんなにたくさんお客さんがいる場で……。4月末に担当の上位を走った際、山村くんにはレッスンでそれはもうお世話になったので、心の中でお礼を言っておきました。
 
ここからは曲についての話になるのですが、なんというかあの……記憶が定かではありません……プロミのときにフォロワーさんたちが記憶喪失になっている様を見ていたので私もそうなるのかな……と思っていたら本当にそうなりました。なんででしょうね……記憶の処理より先に目の前のものを見つめることと自分の感情をどうにかすることにいっぱいいっぱいになってしまうのかな……
何かを捏造していたり間違ったことを書いていたら申し訳ないです。妄想が激しいんだなと思っておいてください……すみません……
また、私は声優さんに詳しくなく、ツイッターで流れてくるちょっとしたツイートやライブのダイジェストくらいしか演者さんに触れられていません(プロミの属性別動画は見ました。衝撃でした……)。そういうこともあって、演者さんにアイドルを重ねて見ているところが多くあるかと思います。演者さんのお名前で呼んだりアイドルのお名前で呼んだりと統一性がないことになっていますがご了承ください。
それと、一曲一曲書いていたらさすがに長さがやばいのと私の記憶上の問題により、全部の曲については触れられていません。二日目の最初の方ですっかり情緒がおかしくなってしまって、一日目のことがかなり吹っ飛んでしまったうえ二日目は全て情緒がおかしい状態で見ることになり、なんかもう……という感じですがお許しください……あと担当の話ばかりしています……
 
 
〜1日目〜
 
・和風堂々!~WAnderful NIPPON!~ (彩)
世界を巡る!みたいなワートレ感満載の映像が流れ始めたので、最初はどこの国かな?何の曲かな?とドキドキしていたら日本で和風堂々だったのでたまげました。
日本っていいところだよ!と楽しく教えてくれる彩が、世界を旅するこのライブの出発点である「日本」を歌ったこと、彩というアイドルグループの何かが報われたような気がして、すごいライブ構成だ……と感動しました。
以前のライブを見ていない私が言うのも何ですが、九郎くんの「眠らないでください」がとても優しくて、彩の原点であるこの曲で彼らの優しい関係性の変化を示している部分が感じられたのもすごいことだと思いました。彩の原点とこのワートレの出発点が重なったようだったし、何より楽しそうにパフォーマンスをする彼らが印象的でした。
 
・RAY OF LIGHT (THE虎牙道)
ダイジェストを見たときに「この手を重ねてしまうよ」の振りがめちゃめちゃ素敵だと思ったので、この曲歌ってくれたら嬉しいな……と密かに思っていました。見られてとても嬉しかったし興奮しました……この振りが好きじゃない人いないでしょう……
殺陣も床の演出が合わさって本当にすごくて、ライブから虎牙道の担当やファンになったPさんを見かけることが多いのに納得しました。
あと、お恥ずかしいことに私はこの曲をfullで聞いたのが初めてだったのですが、「俺たちは宿命のように この手を重ねて行くんだ」という歌詞が「ああこれがTHE虎牙道の形なんだな……」と思わせてくれて熱かったです。例えばBeitが家族、ドラスタが運命共同体という言葉を自分たちの関係や絆を表わすものとして持っているように、虎牙道のそれはこの歌詞なのかなぁと思いました。
前の曲との繋ぎや殺陣、炎の演出なども合わせて、これがTHE 虎牙道!と魅せてくれるステージだったなと思います。
 
エウレカダイアリー (S.E.M、Beit)
担当が歌いました!この曲すごい好きなので嬉しかったです……先生たちに混ざって歌う15歳のピエールくんを思い浮かべて、立派だよピエールくん……!と必死で水色のペンラを振っていました。ピエールくんの声ってかわいらしいのにこういう曲でも浮かないところがすごいなと思います。多分担当が歌った曲の中で一番冷静に見られたです。
 
・Purely&Kindly  (ワートレ フィンランド)
これも担当が歌いました!衣装がふわふわでとても可愛かった……あと間奏の振りもとても可愛かったです。清らかな空間でした……堀江さんがとても優しい表情で歌ってらっしゃって、何度かペンラを振る手が止まりました。
あとライブ冒頭から、中田さん綺麗なお顔をしてらっしゃる……と密かに思っていたのですが、とても素敵な表情をされている瞬間がライビュで抜かれていて思わず見とれちゃいました(でも正直それがこの曲だったかは定かではありません……他の曲だったかも……)。
 
・Tone’s Destiny (Altessimo)
フィンランドからのこの曲なんて流れが素晴らしすぎました。アルテはエムマスの中でも独特の空気感があるというか、歌があまりに上手いうえ感情の乗せ具合もすごくて、すっかりアルテの世界にのまれてしまいました……素敵だったな……
このお二人はお互いに対する愛しいとか誇らしいとかそういう感情を、全てAltessimoの空気に乗せてこちらに届けてくれるようなところがあるなぁと思います。Blabo!!

・永遠なる四銃士 (ワートレ フランス)
もう二日目とかなり記憶が混ざってしまっているのですが、すごく……かっこよかったです…………ライビュ会場でも歓声がすごかったです。剣を振る様が凛々しく勇ましく、そして何より「あなたを守りたいのです」のところがとても……あの……すごかったです…………
こんな風に語彙力がさらに死んでしまった感じになることはわかっていたのですが、とてもかっこよかったので書いておきたかった……かっこよかった……


1日目は本当に純粋に楽しくライブが見られて、ライブ楽しい〜!スマイルパスポート!!って感じだったのですが、私が死んでしまうのは2日目でした。死んでしまうのがわかっていたので心して挑もうと思い、2日目が始まる前にもう一本ミックスペンラを買いました。1日目は左手をどうしたらいいかわからない時があったので、何か握りしめられるものがあったらいいなと思い……ペンラはやっぱり慣れなくて、色を変えるのも手間取ってばかりだったのですが、勢いで二刀流にしてしまいました。正解でした。
 

〜2日目〜
 
・夢色VOYAGER (F-LAGS)
死因です。「ドリームパスポート」で夢色VOYAGERが来ないはずがないと思っていたし、全体曲の次に来る可能性があることだってちゃんと……予想してたし……そうかもね〜というお話を連番のフォロワーさんともお話ししてたんですけど…………イントロでもう胸がいっぱいになってしまって……涼くんが映されたところと二人がお互いの名前を呼んだところとだーん!でもう駄目でした。あと「涼のぶんまで 笑わせたい」………… 多分私すごい顔をしていたと思うし、ペンラを振れていたかどうか記憶がありません。こちらに向けてくれたマイクに応えられたことが何より嬉しかったです。
徳武さんと浦尾さんのことをあまり知らなかったのですが、徳武さんはとてもこう、シュッとしていてかっこよかったですし、浦尾さんははなまる笑顔が素敵でした……背中合わせで歌っていたのがとても印象に残っています。きらきらしていました……

・冬の日のエトランゼ (DRAMATIC STARS、Beit)
一つ前がフィンランドだったので(本当に好きな曲なので2日とも歌ってくれて嬉しかったです)、エトランゼが来るなら次では……?と思ったら本当に次でした。
ピエールくんの連続でもう私はいっぱいいっぱいでした。そこであのイケメン回転寿司を食らったものですからもう……もう………… 自分の喉からあんな高い悲鳴が出るとは知りませんでした。あの方たちは声のお仕事をメインでやってらっしゃる方々なのに、どうして揃いも揃って顔が良いうえ表現力がすごいことになっているのでしょうか……?声優さんってすごい……ライビュってすごい……と圧倒されっぱなしでした。堀江さんはちゃんと青魚でしたよ……
 
Compass Gripper!!! (FRAME、もふもふえん、F-LAGS)
情緒が大変なことになりました。ユニット曲のことばかり考えていたのでコングリまで頭が回っていませんでした。私はこの曲の歌詞がとてもとても好きで、歌ってくれて本当に嬉しかったです。
あとあの、徳武さんがとてもかっこよかったです……ライビュに何度も抜かれていてその度にペンラが振れなくなりました……
私の記憶によると、涼くんの「置いていくのは尚更違うから」は徳武さんが歌っていたはずです。
F-LAGSは涼くんが少し前にいて、九十九一希くんと大吾くんがその背を追っているイメージですが、前進するときは3人で一緒に一歩を踏み出している感じがするんですよね……「一緒に」の気持ちが強いユニットというか……お互いがお互いを見ること、知ることを厭わないというか……うまく言えないんですけど……とにかくそういうユニットが、お互いに対して「置いていかないよ!」と歌ってくれるのがとても嬉しかったんですよね……
あと「その時間を僕らにちょうだい」も徳武さんが歌っていたと思うのですが、大切な人のためにたくさん自分の時間を使ってきた過去がある九十九一希くんのことを思うと……あの……彼がこの歌詞をあんなに澄んだ声で歌っていたことに胸がいっぱいになります……それと、以前徳武さんが九十九一希くんの声で高い声が出せずキーを下げることになって悔しい思いをしたことがあったというお話をライブの後に知って、さらに情緒がおかしくなってしまいました。九十九一希くんを演じてくれてありがとうございます……九十九一希くんが好きです……F-LAGSが好きです……

・GLORIA MOMENT (Jupiter)
曲が流れて‪Jupiter‬が登場した時の会場の盛り上がりが本当にすごかったです。アイドルの‪Jupiter‬が目の前にいました。熱くて眩しくて輝いていて、「‪Jupiter‬」をまるごと浴びてしまいました……3人ともかっこよくて目を奪われました。アニメの前日譚で彼らを応援していたファンの子達もこういう感情だったのかもしれないと思いました。
個人的には北斗くんにロマシェとかチャオ☆のイメージを強く持っていたので、感情のままに熱く歌う彼が印象的でした。「冷静でいれる大人じゃなくて」ですもんね……かっこよかったな……

・TOMORROW DIAMOND (Beit)
なんとなく、次Beitだな……?って思ったので、ペンラを両方水色に……していたんです……準備してたのに……担当の声から始まるものだからもう最初からやられてしまいました……
この曲はイントロがない上ピエールくんから始まるので、準備しようがしまいが不意打ちくらったみたいになってしまうんですね……水色にしてたくせに最初の方固まってしまって全然振れませんでした。
3人ともめちゃめちゃに王子様で、王子様のBeitが大好きな私はずっと挙動がおかしかったです。エトランゼのときと同じような悲鳴を上げてしまいました。王子様がいました……素敵でした……あと最後の指輪のやつがほんと ほんとに…………

・STARLIGHT CELEBRATE! (DRAMATIC STARS)
輝くオレンジのペンライトの海がとてつもなく綺麗でした。ドラスタはいつだって本当に眩しいです。こんなに眩しいのに、こちらにずっと手を伸ばしてくれている感じがとても好きです。
私がライブを見たのは初めてでしたが、昔この会場よりずっと小さな会場で歌ったスタセレも、今回SSAで歌ったスタセレも、同じように輝きを放っていたのだろうなと思いました。そしてきっと、どんどん進化していっているのだろうなと思いました。安定感と安心感があって、眩しいくらい輝いていて、ずっと上を目指し続けているというのが私のドラスタのイメージです。

 

ライブの曲についてとりあえず以上になります。ほんとはもっと書くつもりだったのですが、既に長すぎるのでやめておきます……
エムマスにはライブがあると知り、最初にダイジェストを見て思ったことは、「どうして声優さんがこんなに歌って踊れるんだろうか……?」でした。声優さんのお仕事がよくわかっていないのがばれてしまうのでちょっと恥ずかしいのですが、私にとって声優さんは「声の演技をする人」だったので、歌って踊ってトークもできてその上顔がいい集団が登場してびっくりしたのを覚えています。今回のライビュでもずっと驚いていました。
こんなの絶対に当たり前にあるものじゃないと思います。沢山の人たちの沢山の努力があるからこそ、あんなにすごいライブが行われているんだと感じました。SSAに、そして全国と海外のライブビューイング会場に集まった沢山のPたちに数えきれないほどの感動を届けたことは、とてつもなくすごいことです。何もかもがすごいことだと思います。
その感動は、関西の映画館でライブを見ていた一人のひよっこPにだって伝わりました。何度も胸がいっぱいになって、それと引き換えみたいに記憶が飛んでいきました。フォロワーさんたちが円盤のことを「幕張の記憶」とか「静岡の記憶」とか呼ぶのをおもしろい呼び方するなぁと思って見ていたのですが、今私は4thの記憶を取り戻したい気持ちでいっぱいです。
勇気を出してライビュに行ってよかったなと思います。エムマスに出会ってから本当に初めてのことばかりで、どきどきしたりびくびくしたり忙しいのですが、いつだってエムマスは楽しいし、アイドルたちは眩しいです。
好きなものが増えるって幸せなことです。それがエムマスであったことを、とてもうれしく思います。エムマスに出会えてよかったです。